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5.222021
“ファッションハウスなかつじ”とは?
【ファッションハウスなかつじ】ってどんな会社?
| 有限会社なかつじ ファッションハウスなかつじ とは?
有限会社なかつじは、終戦から10年経った1955年(昭和30年)に高来町で創業した創業65年の会社です。日本の企業寿命平均24年ですので倍以上続いている会社となります。創業者の祖父は和紙作りから始め、呉服店へと大きく事業を変えました。父の時代は消費時代の変化をつかみブティックから総合衣料品店へ。そして私の代で総合衣料品店、訪問販売、通信販売、介護事業(コンパスウォーク)と事業展開しています。
高来町で創業したと書きましたが、厳密には当時まだ高来町は存在せず、創業の翌年1956年に湯江町、小江村、深海村が合併し高来町が生まれる、そんな時代のことでした。 その後、1988年(平成元年)に中辻呉服店を法人化し、社名を「有限会社なかつじ」と致しました。ご存知の方も多いかもしれませんが、2006年の会社法の施行に伴い新しく「有限会社」を設立することはできなくなりました。(有限会社が社名についているところは、最低でも15年以上の歴史があるというのは豆知識です。)
その後、1997年に諫早市高来町に現在の「ファッションハウスなかつじ 高来店」を開店させ、それから10年後、島原市有明町に2号店となる「ファッションハウスなかつじ 有明店」が開店し、それからこの2店舗を中心に諫早、島原の地で総合衣料品店として営んで参りました。
呉服から始まった当店ですが時代の変化に合わせて、婦人服(レディース)だけでなく紳士服(メンズ)・子供服(キッズ)・肌着靴下・寝具インテリア・ファンシー雑貨に至るまで、常時約50,000点の品揃えとなり、小さなお子様からご年配の方まで家族のみんなが選べて楽しめる店として地元の多くの方達に育てて頂きました。 2021年現在、3代目となる代表取締役の中辻優貴(なかつじ ゆうき)を中心に、一人ひとりのスタッフの頑張りや多くの支援者の助力を受けながら、より地元に密着して、より細やかなサービスが展開できるように従来の店頭販売に加え、病院様、老人ホーム等施設様向けの【移動販売】、通信販売と事業の幅を拡げてチャレンジしている会社です。
| ファッションハウスなかつじの考え・想い
企業理念として『自己成長の喜びと、感謝が集まる会社を創り、全ての人が幸せに生きる社会を創ります』を掲げ、日々『スタッフのみんなと、すべてのお客様に暖かいお節介』を届けることができる会社でありたいと思い取り組んでおります。
これには会社が成長するにはまずは1人1人が仕事を通じて自己成長出来それを喜びとする事。例えば当社では接客にかかわる資格取得を推進しており昨年はサービス接遇検定3級を社員全員で取得しました。今期は准サービス介助士の資格取得を目指しております。またチーム活動として通常業務とは別に活動を行い、活動費として3カ月で予算5万円を支給し、社長への報告は不要で自らが考えて動いていく。これらを通じて自己成長につなげています。そして自分からありがとう発信、お客様から沢山のありがとうが頂ける会社にする事。この2つを原動力として、地域の赤ちゃんからお年寄りまでの全ての人が幸せに生きる社会を創っていく、との決意表明が含まれています。
せっかく仕事をするのであれば、お互いにとって有意義でありたいと考えます。 辛いけど我慢して嫌々ながら仕事をされているような姿は、私たちもできることならば見たくありません。 スタッフのみんなが笑顔で楽しく働ける会社でありたいと思っています。
この人手不足の時代に贅沢な願い、働いてもらえるだけで良しとすべきなのかもしれませんが、お客様が楽しくお買物いただく為には、まずはスタッフ自身が楽しく働けることが大事だと考えます。 その最初のステップとしては、当社がスタッフの一人ひとりが会社の考え方に理解や納得してもらえるか否かが、分かれ目だと思います。それは以下の5つです。
- 人が喜んでくれると自分も嬉しくなれる
- 自分はもっと色んなことができると思ってる
- 新しい事にチャレンジしたり、変化するのは楽しい
- みんなでワイワイ何かに取り組むことが好き
- 人生って楽しいと感じる出来事がある
この5つに納得できる方、理解してもらえる方はもちろん、チャレンジするのはちょっと恐いけど何かに挑戦できるようになりたいなと思ったり、サービス業ってたいへんそうだけど誰かの笑顔を見るのは楽しいよね、そんな風に感じてくれる方であれば大歓迎です。 代表も上の5つが完璧にできている訳でもなく、もちろん足りないことも多く日々反省することしきりですが、こんな風になれるように日々努力しています。(出来ていない時には、ぜひ叱ってください。)
【有限会社なかつじ 代表取締役 中辻優貴】
また、当社はスタッフ皆さんの平均在職が10年、そして年々この数字は少しづつ伸びているという点も自慢の一つです。 そしてこの在職年数が20年、30年となるように環境を整えていく事が、私を始めとした経営に携わる者に求められていることだと思っています。 決して抜群の就業条件であるとは申しませんが、スタッフの皆様に少しでも還元できるように、毎年少ないながらも昇給を続けています。
ただ私一人の力だけでは、残念ながら就業環境を改善し続けることが出来ません。 スタッフのお一人、お一人の日々の努力の結果、多くのお客様に喜んで頂き、そしてその結果として還元できています。
| 最後に
ファッションハウスなかつじは、創業から65年の歴史を大切にしながら、同時に皆様に愛される店舗であるために常に時代に合わせた変化をし、企業理念の実現に向けて衣料品販売を通じて社会貢献を続けていきます。地域の皆様、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
有限会社なかつじ
代表取締役 中辻 優貴